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管理者設定

管理者設定を行う GUI メニューになります。VPN 接続機能に関する拡張項目になります。このページの項目を設定しなくても基本的な通信は可能です。

個別の設定は以下の項目をご確認ください。

VPN-ID/VLAN 設定

( 概 要 )

所属する VPN を識別するための VPN-ID の設定をします。

VLAN タグ ( VLAN-ID ) をマッピングすることによって、WAN 側の VPN-ID と LAN 側の VLAN がマッピングされ、VLAN タグの付与/フィルタリングを行うことが出来ます。

下記に個別項目について説明します。

VPN-ID 項目

( 説 明 )

所属する VPN を識別するための自拠点 VPN-ID の設定をします。

VPD-ID ( OWN_VPN_IDの設定値 ) が異なるの拠点とは、設定によっては通信出来なくなる可能性があります
VLAN タグ ( VPN-ID ) のマッピングの設定に影響はありません。

詳しくは設定例をご覧ください。

FNX0610FNX0660FNX0620
[ 管理者設定 ]-[ VPN-ID 設定 ]※1
[ 管理者設定 ]-[ VPN-ID/VLAN 設定 ]※2
OWN_VPN_ID
なし

※1 FNX0610、FNX0660 のメニューです。
※2 FNX0660 のメニューです。

( 設定値 )

OWN_VPN_ID
0
0 〜 65535
1
NG

( 設定例 )

自拠点 VPN-ID を 「 2 」 と設定。

OWN_VPN_ID='2'

( 注意事項 )

VLAN タグ ( VLAN-ID ) を 「 透過 」 ( VLANTAG_MAP_ENABLE='0' ) の設定時は、自拠点 VPD-ID ( OWN_VPN_ID ) の設定値が異なる拠点との通信できません。
しかし、FNX0660 で VLAN タグを 「 マップする 」 と設定した場合には、VPN-ID を 「 全ての拠点を同一マッピングにする 」 ( PPPOEOFF_VPN_ID00 ) もしくは、「 個別にマッピングする 」 ( PPPOEOFF_VPN_ID** ) の設定を適切に行えば通信できます。

VLAN タグ項目

( 説 明 )

VLAN タグ ( VLAN-ID ) のマッピング設定を行います。

WAN 側の VPN-ID と LAN 側の VLAN がマッピングされ、VLAN タグの付与/フィルタリングを行うことが出来ます。

詳しくは設定例をご覧ください。

FNX0660
[ 管理者設定 ]-[ VPN-ID/VLAN 設定 ]
VLANTAG_MAP_ENABLE( VLAN タグ「 透過 」「 マップする 」 )
MAPMETHOD_VPNSEPARATE( VLAN タグマッピングを「 全拠点同一 」「 個別 」 )
なし

( 設定値 )

VLANTAG_MAP_ENABLE
0
0 ( 透過 )
or
1 ( マッピング )
1
NG
MAPMETHOD_VPNSEPARATE
0
0 ( 同一マッピング )
or
1 ( 個別マッピング )
1
NG

全拠点同一マッピング項目

( 説 明 )

VLAN タグ ( VLAN-ID ) と User-Priority の VPN-ID マッピングの設定をします。
全拠点同じ設定になります。
詳しくは設定例をご覧ください。

FNX0660
[ 管理者設定 ]-[ VPN-ID/VLAN 設定 ]
PPPOEOFF_VPN_ID00( VPN-ID )
PPPOEOFF_VLAN_ID00( VLAN-ID )
PPPOEOFF_VLAN_COS00( User-Priority )
( コンフィグ項目 )
PPPOEOFF_VPN_ID**※1PPPOEOFF_VLAN_ID**※2
PPPOEOFF_VLAN_COS**※3

※1、2、3 「 00 」は全拠点同一マッピング時に使用します、「 ** 」は拠点番号 01 〜 30 が入ります。

( 設定値 )

PPPOEOFF_VPN_ID00
0
0 〜 65535
30
NG
PPPOEOFF_VLAN_ID00
1
0 〜 4094
30
NG
PPPOEOFF_VLAN_COS00
1
0 〜 7
30
NG

個別マッピング項目

( 説 明 )

VLAN タグ ( VLAN-ID ) と User-Priority の VPN-ID マッピングの設定をします。

各拠点に別々の設定が可能です。

詳しくは設定例をご覧ください。

FNX0660
[ 管理者設定 ]-[ VPN-ID/VLAN 設定 ]
PPPOEOFF_VPN_ID**※1( VPN-ID )
PPPOEOFF_VLAN_ID**※2( VLAN-ID )
PPPOEOFF_VLAN_COS**※3( User-Priority )
( コンフィグ項目 )
PPPOEOFF_VPN_ID00PPPOEOFF_VLAN_ID00
PPPOEOFF_VLAN_COS00

※1、2、3 「00」は全拠点同一マッピング時に使用します、「 ** 」は拠点番号 01 〜 30 が入ります。

( 設定値 )

PPPOEOFF_VPN_ID**※1
0
0 〜 65535
30
NG
PPPOEOFF_VLAN_ID**※2
1
0 〜 4094
30
NG
PPPOEOFF_VLAN_COS**※3
1
0 〜 7
30
NG

※1、2、3 「 00 」は全拠点同一マッピング時に使用します、「 ** 」は拠点番号01?30が入ります。

( 設定例 1  )

全拠点同一マッピングの設定です。
VLANTAG_MAP_ENABLEを 「 1 ( マッピングする ) 」と指定してください。マッピング設定 ( MAPMETHOD_VPNSEPARATE ) を 「 0 」 と指定しすれば、全拠点 VPN-ID ( PPPOEOFF_VPN_ID00 ) が指定した値になります。全拠点 VLAN タグ ( VLAN-ID ) は PPPOEOFF_VLAN_ID00 の指定した値になり、全拠点 VLAN User-Priority は PPPOEOFF_VLAN_COS00 の指定した値になります。

下記設定は全拠点の VPN-ID を 「 5 」、VLAN タグ ( VLAN-ID ) を 「 2 」、VLAN User-Priority を 「 2 」 と設定。

VLANTAG_MAP_ENABLE='1'
MAPMETHOD_VPNSEPARATE='0'
PPPOEOFF_VPN_ID00='5'
PPPOEOFF_VLAN_ID00='2'
PPPOEOFF_VLAN_COS00='2'

( 設定例 2  )

拠点ごと個別マッピングの設定です。
VLANTAG_MAP_ENABLE 「 1 」 と指定してください。マッピング設定 ( MAPMETHOD_VPNSEPARATE ) を 「 1 」 と指定し、VPN-ID ( PPPOEOFF_VPN_ID** ) が指定した値になります。

VLA Nタグ ( VLAN-ID ) は ( PPPOEOFF_VLAN_ID** ) の指定した値になり、全拠点 VLAN User-Priorityは ( PPPOEOFF_VLAN_COS** ) の指定した値になります。

設定は下記のとおりです

VLANTAG_MAP_ENABLE='1'
MAPMETHOD_VPNSEPARATE='1'
PPPOEOFF_VPN_ID01='5'
PPPOEOFF_VLAN_ID01='2'
PPPOEOFF_VLAN_COS01='2'

PPPOEOFF_VPN_ID02='3'
PPPOEOFF_VLAN_ID02='3'
PPPOEOFF_VLAN_COS02='2'

PPPOEOFF_VPN_ID03='2'
PPPOEOFF_VLAN_ID03='1'
PPPOEOFF_VLAN_COS03='2'

PPPOEOFF_VPN_ID04='4'
PPPOEOFF_VLAN_ID04='4'
PPPOEOFF_VLAN_COS04='2'

PPPOEOFF_VPN_ID05='0'
PPPOEOFF_VLAN_ID05='1'
PPPOEOFF_VLAN_COS05='0'

( 注意事項 )

VLANTAG_MAP_ENABLE='0'の時は「 OWN_VPN_ID 」の設定は反映されますが、下記のコンフィグには設定は反映されません。


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